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​情報ってなに?

 さて皆さん、「情報」とは一体何でしょうか?
 欧米ではこの情報という単語に、幾つかの種類がありますよね。
 「information」
 「intelligence」
 「data」
 これらは全て日本語では「情報」という言葉で一括りにされています。
 この事は何を指すのかと言えば、情報という概念が、日本ではまだ日が浅いという事なのですが、ご存じですか?

1、情報の語源

 日本ではじめて「情報」という言葉が利用されたのは、日露戦争の時。そう、乃木大将が中国の203高地で奮戦していた時代の事でした。
 この「情報」の語源とは様々な説があるようですが、一般的に言われているのは「敵情を報知する」という、「佛國歩兵陣中要務實地演習軌典」という書物に書かれていた言葉から作られたと言われています。
 軍隊の教科書から作り出された言葉だというのは以外ですが、それまでの日本の中には、今で言う「情報」という概念は無かったようです。

旅順水師営で降伏したステッセル将軍

2、最近の状況

 今から四半世紀ほど前までは、日本の中にはまだ「情報を守る」という考え方はありませんでした。
 しかし1995年以降、インターネットの利用が拡大するなかで、漸く日本の中にも少しづつですが、この情報という概念、またそれを資産として守るという意識が出始めてきたと思われます。
 それ以降、記録媒体の大容量・小型化も合間って多くの事件や事故が発生してきた事で、近年の「情報セキュリティ」への意識が社会の中で作り出されてきたのではないでしょうか。

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